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高森明勅
2016.10.16 01:00

有識者会議は陛下のご献身を否定するのか

生前退位を巡って設置された有識者会議。

と思っていたら、欺瞞的なネーミングに合わせて設定された
ヒヤリングの論点も、
まるで見当外れ。

呆れたことに、国事行為の臨時代行や摂政の設置も、
まだ論点に入れている。

特に気になるのが、「象徴天皇の公的行為について」と
退位後の立場と行為のあり方について」という2つの論点。

前者は、こんな論点を設けたこと自体、
畏れ多くも天皇陛下が
平成になって積み上げてこられた様々なご公
務を、
バッサリ削減しようと企てているとしか思えない。

後者は、これ又畏れ多くも退位後の陛下にまであれこれ指図し、
そのご行動を有識者会議ごときが「設計」しようとしているとしか
考えられない。

どこまで陛下をはじめ皇室の主体性、
自律性を抑圧すれば
気が済むのか。

一体、何様のつもりだ。

退位後の陛下を“座敷牢”に入れ、新しく即位される天皇も、
今上陛下が築かれた「象徴の務め」を継承出来ないように
“拘束”
しようとしているのか。

有識者会議と同会議を“隠れ蓑”にしている安倍政権を監視せよ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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